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ユーザーエクスペリエンスデザインってなんだろう?5分でざっくりわかるUXデザインの解説

あけましておめでとうございます。
プランナーの山口です。

「最近どう?仕事って、どんなことやってるの?」

お正月、母が私に尋ねました。
UXデザインの仕事を、PCも使えない母に一体どうやって説明すればいいのか…。
悩んだ結果、WEB以外のことに置き換えると、母(53)にもざっくり「ユーザーエクスペリエンスデザインとはなんぞ」を伝えることができました。

今回はそのお話を少しだけ膨らませてご紹介します。
「定義はわかったけど、イメージができない。」「色々な解釈があって結局よくわからない。」という方の一助になれば幸いです。

1、ユーザーエクスペリエンス(以後UXデザイン)って何ですか?

①世間一般の認識

UX = User Experience = ユーザー体験

ある製品やサービスを利用したり、消費した時に得られる体験の総体。
個別の機能や使いやすさのみならず、ユーザが真にやりたいことを楽しく、心地よく実現できるかどうかを重視した概念。
(IT用語辞典 e-words.)

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

②「UX」の具体的なイメージ

例えば、冷蔵庫と母。
うちの実家では一昨年、ECOナビという機能なども付いた近代的な冷蔵庫を買いました。

※画像はイメージです。

※画像はイメージです。

それまでかなりの年代物を使っていたので、

  • ドアが2枚あって、片方ずつ開けられる!
  • ポケットが多い!
  • 氷が自動で落ちる!
  • 電気代が年間◯◯◯◯円安い!

こういったことが母には小さな感動と満足の連続だったようです。
この一つ一つを考えることは「使いやすさのデザイン」つまり「UIデザイン」です。

  • 「使いやすい!」が沢山あること
  • 今までの「使いにくい。。」が解消されたこと
  • この2つの変化で母親のキッチンライフがとても便利で楽しいものになったらしいのです。
    これが「UXの向上」です!

    ③「UIデザイン」と「UXデザイン」は別物

    「UX」とは「UI」よりもっと大きな概念です。2つは別物だと考えましょう。
    ですがUIはUXの一部分ですので、UIを良くするとUXも向上します。

    image_ux1

    つまり、ざっくり言うとこのようなイメージです。

    • 使いやすい冷蔵庫を考える・・・UIデザイン
    • ⇒  主に、機能や表面的なデザインをユーザー視点で考えます。
      ⇒⇒ 使いやすいとユーザーは嬉しい。(UXも向上)

    • ユーザーをハッピーにする冷蔵庫を考える・・・UXデザイン
    • ⇒  ユーザーと対象(冷蔵庫)の関係や、使用シーンを考えます。
      ⇒⇒ 機能や表面なデザインだけがユーザーをハッピーにさせるわけではありません。
      (UIだけなく、UXをデザインする必要がある。)

      例えば電気代の節約は、使いやすさではありません。ですが、毎日頻繁に使う冷蔵庫。電気代を気にして「長く開けないですぐ閉める!」という意識ひとつだって、小さなストレスの積み重ねかもしれません。それを「気にしなくてもいい」「しかも年間◯◯◯円も得」という新製品にすることでユーザーに喜んでもらう。これは、UXデザインのひとつだと思います。
      ※もちろん実際は「エコ=必須」という時代背景が直接の理由だと思いますが…!あくまで参考例です。

    image_ux2

    2、「UXデザイン」は本当に必要ですか?

    冷蔵庫の話で考えると、「UIデザイン」だけをしても、「UXデザイン」「UIデザイン」両方をしても、できあがる新しい冷蔵庫はそんなに変わらないんじゃないの?と感じる方もいるかもしれませんね。
    それは、開発チームの方々がユーザーのことを日頃からよく考えていて、ニーズやライフスタイルをしっかり把握していれば、大差はないかもしれません。
    では「UXデザイン」はなぜ必要なのか?本当に必要なのか?をここから少しお話します。

    なぜ「UXデザイン」が大切だと言われ始めたのか?

    実は「UXデザイン」は新しい概念ではありません。
    ですが、WEBの業界で「UXデザイン」にスポットが当たっているのは最近のこと。

    その理由は、大きく2つあると考えています。

    • デザインや機能だけでは競争優位を生み出せなくなったから
    • ユーザーのニーズやライフスタイルを把握するのが困難になったから

    今までは、「WEBサイト作る・洗礼されたデザインにする・スマホに対応する・機能を増やす」こういったことが多くの企業の方々にとって目前の課題だったのかもしれません。
    しかし、WEBの黎明期から20年近くが経ち、WEBサイトやWEBサービスはハイレベルなもので溢れてきました。そしてユーザーにとってそれらは「当たり前」になってしまった。そこで新しい競争優位を生み出す何かを考える必要が出てきた、ということです。

    また、サービスのオンライン化やスマートフォンの普及によって、人々のライフスタイルは急速に変化しています。企業の担当の方々が、ユーザーのニーズやインサイト・ライフスタイルを常に詳しく把握することは困難になってきていると言われています。また、WEBにおいてはユーザーのニーズ等を把握していたとしても、それをWEBの具体的な施策に落とし込んでいくために専門的なアイデアや知見が必要です。
    そこで、企業の担当の方々とUXデザイナー達がチームになって
    「どんなユーザーがどんなシーンでどんなことをするためにWEBサイト(サービス/アプリ)を使うのか?」
    をよくよく考えてアウトプットしていく必要がある。

    これらがWEBの世界で「UXデザイン」が重要と言われ始めた背景と、「UXデザイン」が重要になってきた理由です。

    以上、結局最後は複雑な説明になってしまいましたが、、「UXデザイン」の紹介でした。
    私の所属するajike CU1は、「UXデザイン」に特化したチームです。
    ご興味のある方はこちらもご覧ください。
    なにか不明点や聞いてみたいことがある方は、どうぞお気軽にご連絡くださいませ。

    【参考】
    ・ユーザーエクスペリエンス (UX) からみる2014年トレンド
     http://blog.btrax.com/jp/2014/01/12/ux-2014/
     2014年はプロダクトがインターネットと接続されることで私たちの生活はもっと変化していく、という記事です!

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