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macOS Mojaveで変更された細かなUIの変更点まとめ

こんにちは。ディレクターの佐藤です。

2018年6月5日深夜に行われた、Appleの基調講演「WWDC 2018」

その中で発表された
今秋リリース予定の新macOS「Mojave」ですが、ついに6月27日からパブリックβ版が開始され、softwareプログラムに参加していなくても誰でも試すことができるようになりました!

macOS Mojaveの変更点として、ファイル管理や個人情報の利便性が上がるだけでなく、

  • ダークテーマの追加
  • 時間帯で色合いが変わる「ダイナミックデスクトップ」
  • App Storeアプリのリニューアル

など、UI面での機能向上が多いアップデートとなっています。

私も実際にパブリックβの開始に併せ、Macbookに導入してみました。

目玉のアップデートについてはAppleの特設ページを見ていただくのが早いと思うので割愛させていただきますが、今回はそれ以外で個人的に気になった細かなUIの変更点をご紹介させていただきます。

 

1.グラグラ揺れます。

これまで純正アプリのツールバー項目の編集を行うとき、右クリック「ツールバーをカスタマイズ..」のメニューから行なっていました。

今回のアップデートによって、そのカスタマイズ時に削除・変更・並び替えが可能な要素への浮動表現が追加されています。

BEFORE


AFTER

お分かりでしょうか?「カスタマイズ可能」状態へスイッチしたときからアイコンが左右にグラグラ揺れています。

この表現が追加されたことによって

  • 左右に並び替えることが可能であること
  • 枠外にドラッグし、削除することが可能であること

が直感的に伝わるようになりましたね。

そのためか、ツールバー配下に表示されている「要素をドラッグしてください」といった旨の文言の強調表示も無くなっています。

 

2.ダークモード時にゴミ箱が黒くなります。

これまでにも事実上のダークモードが存在していましたが、メニューバーとドックの色が暗い半透明になるだけで、あまり変化のない機能でした。

しかし今回からは

  • 各アプリケーションのウィンドウ
  • コンテンツエリア
  • カラーコード

など、基本的に全ての要素がダークになります。

とても目に優しく、コンテンツへの没入感が高くなり、とても集中できて好きな機能の一つとなっています。

そんな中で感動したのが、今回のダークモードでは「ドックに置かれているゴミ箱」の色も黒くなることです。

BEFORE

AFTER

この機能で大事なのが、「いかに明度の高い要素を減らし、画面への没入感を高めるか」というところかと思いますが、確かにこの真っ白なゴミ箱アイコンは目に入ると気が散ってしまいますね。

こうした細かな部分を逃さず、全体の体験を仕立て上げているところに今回のダークモードへの力の入れっぷりが伝わってきました。

欠点としては、現状は純正アプリのみがダークモードに対応しており、サードパーティ製のアプリには適応されていません。また、ブラウザを通して真っ白の明るいページにアクセスするととても眩しく感じます。

後者に関しては、ダークモードの適用とともに、Webページ上の明度を下げるフィルター機能の実装が待たれます。

 

3.アクセントカラーの選択が分かりやすくなりました。

これまでアップルメニュー>「システム環境設定」と選択し、「一般」を開いたところでMac内の外観・テーマ設定を行うことができました。
(先ほどご紹介したダークテーマ等の適用もここから行うことができます。)

macOS mojave以前

しかしここで変更できるMac内のカラーテーマ部分、“アピアランス”という項目が、下の”強調表示色”という項目と併せ「どこをどう触れば自分の望む色合いにできるのか」という点でとても分かりづらい状態でした。

そもそも、色を変えれることに気づいていない人も多かったのではないでしょうか?

macOS mojave以後

それが今回のアップデートにより大きく改善され、

  • アピアランスは[明るい] or [暗い]の2択に。
  • 2択を選んだ上で、並んでいる色から自分の好きなアクセントを選択

というフローに変更されました。

画面を見ただけで、直感的に「明るい x ピンクの色合いにしよう」と想像できるようになったのではと感じます。

自分の好きな色合いのUIにカスタマイズしやすくなったことで、よりマシンに愛着が湧きそうですね。

 

4.システム環境設定からソフトウェアアップデートが行えるように。

今までmacOSのシステムアップデートを行う際は、
App Storeのアプリを開き、アプリ内アップデートタブを開いて手動で行う
もしくは
アップルメニュー>「システム環境設定」と選択し、「App Store」部分にて自動アップデートの設定を行う
という2つの方法が存在していました。

しかしmacOS mojaveからはこちらに関して変更があり、
・アップルメニュー>「システム環境設定」と選択し、「App Store」
が廃止され、
・アップルメニュー>「システム環境設定」と選択し、「ソフトウェアアップデート」
という項目に変更されています。

この変更が行なわれたことで、アプリとシステムアップデートの区別がより明確になり

1.「App Store」ではアプリを探すことに集中できる
2.macOSはシステムの一部として認識され、現在のバージョンとアップデート情報を設定画面より常に確認できる


といった住み分けがされます。

システムアップデートの意識付けが行われることは、ユーザーにとってもAppleにとってもメリットしかなく、とても良い仕様変更だと感じました。

 

まとめ

今回も粒度に関わらず”使いやすさ”にフォーカスしたアップデートが数多く行われており、触っていてとても楽しいOSです。

またご紹介した

  • 浮動表現
  • システムアップデートがよりネイティブにOS機能に組み込まれること

に加えて、今回のアップデートではボイスメモアプリの追加などiOS側からMacへの機能移植が行われており全体的に仕様がiOSに近づいています。

iOSとmacOSの統合は兼ねてより噂されていますが、今後OSはデバイスに関係なく柔軟に形を変える一種の概念のようなものになっていくのかもしれません。

Public Betaの段階ではまだまだ細かなバグもあるようなので、メインマシンに入れるときは慎重にご検討くださいね。

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