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ブランド・ステートメント「move people.」を定めてから、UXデザインの領域が広がった話。

こんにちは。神田です。
2018年も半年が過ぎました。ajikeは創業から10年が経ち、会社としても新たなフェーズに入る大事な一年になることを実感しています。

本日は、ajikeがUXデザインカンパニーとして、強い組織になるために定めたブランド・ステートメントのご紹介をしたいと思います。

ブランド・ステートメントとは?

ブランド・ステートメントとは、一言で言うと「企業(ブランド)が社会や顧客に対して約束すること」です。

たとえば、SUNTORYなら「水と生きる」、YANMARなら「A SUSTINABLE FUTUREーテクノロジーで、新しい豊かさへ。ー」がそれに当たります。
今回ブランド・ステートメントを策定するにあたって、YANMARのブランド・ステートメントやミッション、ビジョンのとらえ方を参考にさせていただきました。

なぜ20名の小さな会社がブランド・ステートメントを定義する必要があったのか?

SUNTORYやYANMARは日本を代表する企業ですが、我々は約20名の小さな会社です。
小さな会社にいちいちブランド・ステートメントなど決める必要があるのか?と感じる方がいると思いますが、我々には必要でした。

ajikeはUXデザインカンパニーとして、数年かけて実績やノウハウを貯めてきたという自負があり、有り難いことに仕事の引き合いも増えてきている状況です。しかし、同時に会社経営を行う上で課題を感じていました。

  • UXデザインカンパニーとして目指すべき方向性は?
  • 我々の価値やできることを対外的に正しく伝えられているか?
  • 伝えるためには指針が必要では?

そのような課題を解決するため、ajikeスタッフ全員の明確な指針になるブランド・ステートメントの定義を行いました。

ブランドステートメント「move people.」の意味

ブランド・ステートメントは「move people.」に決定。「move people」には「人を動かす」という意味があります。このワードには、UXデザインカンパニーとして、オンライン・オフラインを行き来する「シームレスなUXデザインを提供すること」が含まれています。人を動かすためには事業の上流からクリエイターが参画し、事業ビジョンやビジネスモデルを理解した上での設計力と、それをアウトプットに繋げるクリエイティブの力が必要です。

現在、「move people.」を中心に様々な企業活動を行っています。

一つは、「シームレスなUXデザイン」を実現するためのソリューション。今までアプリ設計やウェブサービス設計など、オンラインをベースとした体験設計を行ってきました。「move people.」を掲げてから、オンラインに限らず、オフラインも含めた体験設計とアウトプットまで領域を広げています。

一例として、リハビリ施設のサービス設計を行ったプロジェクトでは、我々の取り組むUXデザイン、UIデザインは大きく変化しました。

リハビリ施設のサービス設計プロジェクト

  • 発症〜来店〜症状改善までの施設の利用体験設計(UXデザイン)
  • スタッフオペレーション、ブランドサイト監修など、利用者とのタッチポイント設計(UIデザイン)
  • ブランド名、ブランドロゴなどのVI設計(ブランドデザイン)

ajikeにとってもチャレンジングなプロジェクトでしたが、もともとユーザー体験をデザインするという事業にとって本質的な課題解決を行っていたことで、オフラインまで領域を広げることができたと考えています。

もう一つは、「move people.」を主軸に据えたajikeのクリエイティブ刷新です。

新たなクリエイティブ

名刺

社内に飾るポスター

今後リニューアルするもの

  • コーポレートサイト
  • 会社紹介資料

現在制作中ですので、近いうちにご紹介できるはずです。

ブランドステートメントの効果

「move people.」を定めたことにより、効果を実感しています。

1. スタッフひとりひとりがブランド・ステートメントについて考え、行動し始めている

今年から、スタッフそれぞれが「move people.」についての理解や考えを共有する機会を設けています。「人を動かす。人を感動させる。」というワードがあっても、職種や立場、価値観によって考えは異なります。各々の考えを共有し、組織として体現していくという流れができつつあるのではないかと思っています。

2. 社外へと発信する指針がより明確に

名刺やサイト、会社紹介などのクリエイティブ・内容、ブログやwantedlyなどの記事、自社開催イベントなど、今までajikeでは取り組みが弱かった社外への発信に挑戦しています。各担当者がプロジェクトを進めるにあたっては、ブランド・ステートメントがポイント、ポイントの判断の基準として働いています。

サイト等は鋭意制作中ですが、リニューアルでは新たな会社の姿をお見せすることができると感じているので、お楽しみに。

3. パートナーとしての立ち位置の変化

一言でUXデザインカンパニーといっても、どのような価値を提供するかは会社次第です。10年前からwebの事業に従事していますが、今はオンライン・オフラインをまたいだ行動のデザインに領域を広げています。何よりもここが大きく変わった点で、これからも会社としてより大きな価値を届けられるようになる可能性を感じています。

まとめ

ブランド・ステートメントを定める前は、その意味について懐疑的な部分があったのはわたしの正直な気持ちです。ですが数ヶ月が経ち、事業内容や社員の取り組みを比較してみると、私自身が一番変化を実感できています。

現在は「飲料メーカーが取り組む新規事業設計」「IoTビジネスの体験設計」など、いずれもBusiness/Technology/Designのパートで組織されているプロジェクトで、我々はDesignの役割を担って参画しています。

デザインが、いわゆる表層的なレイヤーから、より事業に近いレイヤーに深化。それは方針を明確化してから急速に変化しました。

今後も「move people.」を中心に、より広い領域での体験設計を提供していきます。ご期待ください。

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